ププルでは法人のお客さまへ通信機器のレンタルを行なっております
スマートフォンをはじめとして、VR機器や無線機などのお貸出しも行なっています。
ププルでは、日本を含め世界中のロードレーサーの大会に出場している自転車ロードレースチーム「TeamUKYO」様へ海外用Wi-Fiルータをご提供致しました。レースで様々な国に行ってご利用される海外用Wi-Fiルーター。ご利用実績として、実際の使い心地や利用状況を取材しました。
今回はインタビュー形式での実績報告記事となります。
「KATAYAMA PLANNING株式会社」に訪問し、元F1ドライバーの片山右京監督のプロ自転車チーム:TeamUKYOのマネージャーの沼澤祐介氏と、ゼネラルマネージャーの桑原忠彦氏にお話を聞かせていただきました。左から、沼澤氏と桑原氏です。
TeamUKYOは、日本を含め世界中のロードレーサーの大会に出場してるチームで、今年なんと「自転車ロードレースのUCIアジアツアー」で年間チャンピオンを獲得しました!そして、畑中有介選手が「全日本選手権ロードレース」で優勝し、日本チャンピオンの座に就いたものすごいチームです!!
ププルではそんなTeamUKYOのスポンサーをしています。レースが行われる現地でもププルが提供をしている海外用Wi-Fiルーターをご利用いただいてます。
今回は、海外でのププルのWi-Fiルーターの使い心地はどうなのか、などを取材させていただきました。
─ ププルがスポンサーになる前はどのようにWi-Fiルーターを調達していましたか?
沼澤氏:毎レースごとに、レンタルなどでお見積で一番安い価格で提供していただいた会社から2~3台調達していました。ただ、レンタルはWi-Fiの当たりはずれがけっこうありましたね(汗)
2時間ぐらいでバッテリーがなくなったり・・・そんなこともあったので、台湾やインドネシアなどの現地で本体やSIMを購入していたこともありました。でも外人は購入できない国も中にはあるんですよ。そんな時は、現地の方にチップを渡して買っていただきました。ただ現地購入のみをあてにしてたら、国によって端末やSIMが販売していないこともありますので、「日本で端末を借りて現地でSIMが販売していて必要なら追加で購入」といった形をとってました。
でもププルさんがスポンサーになっていただいてからは、連続で5時間以上バッテリーが持ちますし、通信データ量は無制限なので本当に助かってます。
─ Wi-Fiルーターはどのような時にご利用されていますか?
沼澤氏:大きく3つありまして、1つ目は、メールやインターネットなど日常的に使用することを目的に使用しています。2つ目は、選手との連絡手段として使用しています。選手との連絡は「LINE」や「WhatsApp」といったSNSを使いますのでネット環境は必須です。3つ目は、レース状況を正しく、且つ早く伝えるために監督カーに乗りながらライブストリーミングで中継をするのに使用します。これが最も大事で、監督カーで選手の後ろについてライブを流し、現在のタイム差や、追い越しや追い抜き、落車などの事故の報告などをリアルタイムで中継することで、ライブを見ていただいている方に、よりレースの現状を把握していただきます。「視聴者や、選手を応援をしていただいているファンの方々にリアルタイムの情報を早く正確に伝えること」が第一です!ライブビューイングの際は、ププルのWi-Fiルーターのバッテリーは大容量なので本当に助かってます!
桑原氏:ただ、国によってレース場の電波状況等のインフラが整っていない場合や、主催者側の対応次第によっては、ライブビューイングができないこともあってね。。。本当に重要な情報は主催者側が審判カーに備わっている無線で連絡をしてもらっているけど、視聴者やファンの方々にレース中の正確な現状把握をしていただけるには情報が不十分で。なのでもう1つの使い方として「Twittter」を使って私が実際の状況を生中継で伝えることをしています。Facebookも使用しているけど、「Facebookの使い方」としてはレース前のプレゼンとかレース後の結果を発表したりするときに使うね!そんな感じでレース中は、ライブビューイングができる環境ならライブビューイングで、環境がないときはTwittterで中継してるよ。Twitterだと視聴者やファンの方々から「今チェックしてますよ!」「応援しています!」などのコメントが多く飛んでくるのが嬉しいよね!
あとはププルのWi-Fiルーター機能の「IP電話」はよく使うかな!現地の保健所についたらまず選手にも連絡したりするね。あとレース後も日本にいる沼澤に海外から報告の電話をするけど問題ないね!報告後はレース中の写真を送ったりして、それを沼澤の方で修正してSNS等にアップって流れだね。
─ レースで様々な国で利用されますが、使い心地はいかがでしょう?リアルな話を聞かせてください!
沼澤氏:中国の山間では繋がりにくかったですね。他にはフィリピンの郊外とか、あとハワイの一部地域で通信エラーになりました。他の国々では問題なく使えてましたよ!Wi-Fiに搭載されているIP電話もバッチリでした!まぁ中国はネット制限や閲覧制限とかがかかっている国ですしね。なのでVPNを使って対策をしていますけど飛ばし先によって使えなくなるのでとても苦労します(汗)
桑原氏:フィリピンの郊外はWi-Fi環境以前に電波事態がないって感じだね。持ってきていた海外用の携帯電話の電波も入らなかったし、電波関連は全滅してたよ。でも現地の人がレース中の写真をスマートフォンとかタブレットで撮影してくれていたけど電波が入らないのになんで持ってるんだろう。。。SIMが入ってるとは思えないけど本当不思議(笑)電波が整っているところは問題なく使えてたよ!
─ スペインやイタリアなど欧州ではいかがでしたか?
沼澤氏:欧州でも全然問題なくつかえましたよ!あと欧州ではないですが、インドネシアのバリ島やロンボク島でも全く問題ありませんでした。
─ 何かププルのWiFiのエピソードとかはあったりしましたか?
桑原氏:多くの選手は大部分の時間をスマホを使って通信をしたりするんだけどね、TwitterとかFacebookとか。中国のハイナン島のレースのときにププルのWi-Fiにスマホを接続してたら他の選手から「このWi-Fiルーター見たことない」ってなってさ、「これは電話もできて、モバイルバッテリーにもなって、Wi-Fiを飛ばせるんだよね。コレ一台で!」って言ったら周りがざわついて「何それ!?」「どこで売ってるの??」とかいろいろ聞かれちゃったことがあったね。
やっぱり知らない人には衝撃だよね(笑)若い選手の人はスマホがないとストレスでさ、レース前で「もうすぐ始まる!」ってSNSでつぶやいたり、レースが終わったらプロテインをとりながら 「スマホと、ププルのWi-Fi持ってきて」って感じでレースの報告をつぶやいたりね。やっぱりいろんな人から応援されるのは励みになるから。
今回のインタビューで、対応国で電波環境が整っている国ではWi-FiやIP電話が問題なく使えていることが裏付けされました。対応国は100ヶ国以上に対応できます。ププルのレンタルページで対応国をご確認ください。大容量バッテリーなことも高評価をいただいて本当に嬉しい限りです。弊社のWi-Fiルーターは6000mAhでルーターとしては約15時間連続稼働が可能です!
現在ププルでは国内用Wi-Fiルーターのみのお取り扱いとなります。Wi-Fiレンタルのお問い合わせはお気軽にご連絡ください!