皆さん、こんにちは。
携帯電話&WiFiレンタルのププルです(*^_^*)
昨今、様々なVRヘッドセットが登場してVRの世界が自宅でも気軽に楽しめるようになりましが、今回はなんと超ワイド視野角を持つ「Pimax 5K Plus」をご紹介したいと思います。「Pimax 5K Plus」は、HTC VIVE等の従来のVRヘッドセットと比べて200度という非常に広い視野角を持つVRヘッドセットです。
今回は、この超ワイドVRヘッドセット「Pimax 5K Plus」をご紹介します。
目次
Pimaxシリーズ とは
中国のヘッドセットメーカーPimax Technology社が開発する超高性能VRヘッドセット「Pimax」シリーズ。現在、「Pimax 5K Plus」、「Pimax 5K XR OLED」、「Pimax 8K VR Headset」が最新版の高解像度・広視野角のVRヘッドセットです。
同ヘッドセットは2017年にクラウドファンディングサービスで出資を募り、最終的に420万ドル(約4.6億円)の資金調達を達成しました。「Pimax 8K」は日本最大級のエレクトロニクス専門展示会「CEATEC JAPAN2017」でも実機が出展され、2018年9月から一部出荷が開始、受け取ったバッカーによるレビューでは高い性能が大きな評判となりました。
メガネのように近接視するヘッドセットでは、高解像度表示にするほどリアル感と没入感が高まり、「Pimax 8K/X」では、3,840×2,160の液晶パネルを2枚搭載し高解像度表示が可能で、人間の目の視野角である220度に近い200度という広い視野角を実現しています。
また、PimaxシリーズはValve社が提供するPC用VRプラットフォーム「SteamVR」にも対応しており、Steamコンテンツをプレイすることが可能です。そして、Pimaxシリーズでは、Valve社のトラッキング技術である「Lighthouse」を使用しているため、HTC VIVE用のベースステーションとコントローラーも使用することができます。
Pimaxシリーズでは、「Pimax 5K Plus」と、ディスプレイが有機ELでリフレッシュレートが高い「Pimax 5K XR OLED」を、現在Amazonでも購入可能となっています。
Pimaxシリーズ 性能比較表
製品名 | Pimax 5K Plus | Pimax 5K XR | Pimax 8K VR Headset |
視野角 | 200 | 200 | 200 |
解像度(片目) | 2,560×1,440 | 2,560×1,440 | 3,840×2,160 |
PPI | 530z | 530z | 800z |
リフレッシュレート | 90Hz | 90Hz | 80Hz |
パネルタイプ | 液晶 | OLED | 液晶 |
「Pimax 5K Plus」と「Pimax 8K」については、単純に解像度だけ見ると「Pimax 8K」が上位モデルのように見えますが、公式比較グラフを参照すると、「Pimax 5K Plus」の方がリフレッシュレート、彩度の高さ、ピクセル境界の滑らかさで優れており、総合スコアが高くバランスが良いようです。
Pimax 5K Plus の外観と性能
製品名 | Pimax 5K Plus |
視野角 | 200° |
解像度(片目) | 2,560×1,440 |
PPI | 530z |
リフレッシュレート | 90Hz |
パネルタイプ | 液晶 |
ビデオ接続 | DisplayPort 1.4 |
トラッキング | HTC VIVEベースステーション 1.0/2.0 |
コントローラー | HTC VIVEコントローラー 1.0/2.0 |
「Pimax 5K Plus」と「Pimax 8K」にはPimaxから専用のベースステーションとコントローラーが発売されていますが、HTC VIVE用のベースステーションとコントローラーも使用可能です。
Pimax 5K Plus の特徴
視野角200度のリアリティ
現在販売されている一般的なVRヘッドセットの視野角は110度前後ほどで、人間の視野角と比べるとその半分が一般的です。VRゲームプライ時には頭を動かさないと見られなかったビジョンを、Pimaxシリーズでは瞳を動かすだけで周辺のビジョンを確認できるようになり、より直感的な体験が可能となりました。
新しい技術 | Brainwarp | 180Hz | 5K UHD resolution
2つの2.5K高精度スクリーンで、合計7百万ピクセルを超え、より高いコントラストと明るさで、スクリーンの隅々までを映し出します。5Kの解像度で、画面の遅延が15ms以下、リフレッシュレートは90Hzとなり、PimaxのBrainwarp技術によって両眼は180Hzに達することができます。
Pimaxは解像度が高い分、描画負荷が非常に大きくなります。この描画負荷を軽減するのが「Brainwarp」技術です。Brainwarpは、3つの機能「Smart Smoothing」「Fixed Foveated Rendering」「Refresh Rate Switching」で構成されており、滑らかで快適なVR世界を実現するのに重要な役割を果たします。
① Smart Smoothing
フレームレートを半分にする代わりに残りを合成フレームで補完。これにより描画する画面が半分となり、大きく描画負荷を減らすことができます。
② Fixed Foveated Rendering
視野の方向(ディスプレイ中央)だけ高解像度で再生し、視野から外側(離れている部分)ほど解像度を下げる技術。その分処理が減るため負荷も低くすることができます。
③ Refresh Rate Switching
リフレッシュレートを自由に変更できる機能です。コンテンツによっては最大のリフレッシュレートまでは不要、というものもあるため、コンテンツに適した値に変更することでその分PCへの負荷も下がります。
互換性の高さ
Pimax 5K Plus VRヘッドセットとSteeamVRのトラッキング技術1.0/2.0のコントローラとステーションを使ってSteeamプラットフォームで1600種類以上のVRゲームが楽しめます。また、SteamVRのコンテンツ以外にも、Pimax 5K Plus VRヘッドセットはOculus VRのコンテンツにも対応しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、視野角200度の5K VRヘッドセット「Pimax 5K Plus」をご紹介させて頂きました。Pimax 5K Plusは、2019年8月現在、Amazonでの販売価格88,738円となっており、本サイトでは、699.00 USDとなっているので日本円では約73,900円ほどとなり、2台目VRヘッドマウントディスプレイとしては、かなり現実的なところになってきていると思います。
Pimaxシリーズは、もともとKickstarter(クラウドファンディング)からの資金調達に成功して開発されているだけあり、高性能で独創的ではあるのですが、配送やサポート面では少し不安が残るニュースも聞かれます。ぜひ購入の際には他のレビューサイトや本サイトからのアナウンスもチェックしてご検討ください。
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