【徹底解説】通信速度「Mbps」とは?目安から測定方法まで解説

スマートフォン

皆さんこんにちは、通信機器レンタルのププルです。

スマホやWIFIルータの宣伝文で「最速788Mbps!」「下り440Mbps!」などといった言葉を聞いたことはありませんか?しかし『なんだか速そうだけど「Mbps」って何・・・?」という方も多いのではないでしょうか?

この記事では、Mbpsの意味から目安・測定方法、さらに快適な通信速度や通信制限時の通信速度まで徹底解説していきます。

https://www.pupuru.com/blog/application/app-speedlimit-setting

Mbpsとは?

Mbpsとはデータ通信を行う際の速度の単位です
読むときはだいたい、メガビーピーエスとか頭文字がGだとギガビーピーエス と読むことが多いと思います。
MはメガバイトのM、bps はbit per seconds の頭文字をとったものですね。

端末を購入する際にはぜひ通信速度の項目を見てみて下さい。iPhoneなどは最近記載されなくなってしまいましたが、Androidの端末にはスペックの項目に通信速度がMbpsで記載されています。

こちらはドコモのXperiaXZ3のページ より

例えば、「受信時最大988Mbps」という表記の場合(※「受信時」は「下り」とも言います。)、

「1秒間あたり988Mbitのデータをダウンロードできますよ」という意味です。

988Mbitがどれくらいのデータ量なのかというのは÷8することでbit⇒byte(バイト)への変換ができるので計算しやすくなります。

988Mbitは÷8で123.5MB となります。

つまり「下り988Mbps」は「1秒間に123.5MBのデータのダウンロードができる」という意味になります。YOUTUBEの再生やWEBサイトを開くためにはこの下り(ダウンロード)速度が重要となります。日々のデータ通信の多くはほとんどがこの下りの通信です。

これが「上り131.3Mbps」となると、「1秒間に約16MBのデータのアップロードができる」という意味になります。例えば自分のスマホから友達に動画を送るときは「上り」の通信を使うので、この数字が重要になります。

通信速度を測定する方法

端末スペックに記載されている通信速度が実際に出るかというとそうではありません。

実際には周りで通信している人と帯域を分け合わないといけないので、もっと低い数値が表示されます。

実際の通信速度を計測するための専用のアプリもたくさんありますが、一番手っ取り早い方法がNetflixが提供する「fast.com」というサイトです。

このサイトの機能はシンプル明快で、URLを開くと同時に現在閲覧中の端末の通信速度を測ってくれます。

 

データ通信量の目安

「1秒間に2.5MB」といってもイメージがつきづらい方もいるかと思います。

データのやり取りで必要な通信量についていろいろとまとめてみました。

■iPhoneで撮影した写真の送付:1枚3MB

送られてきた写真を自分のスマホにダウンロードする場合、仮に下り20Mbpsならだいたい1秒ちょっとでダウンロード完了ですね。

現在の通信のインフラ環境において、写真程度の送受信であれば通信速度を気にする必要もありません。

■HD720p(1280×720 pixel)画質の動画の再生:1分あたり約13MB

スマホで動画再生する分には十分きれいに見える画質ですね。

ストリーミング再生については下り1.7Mbps(0.2MB/秒)以上の通信があれば安定して再生できます。

通信制限でもない限りはほとんどの通信手段で再生できるでしょう。

■FullHD 1080p画質(1920×1080 pixel)の動画の再生:1分あたり約133MB

こちらのストリーミングは下り17.7Mbps(2.2MB/秒)くらいあれば安定して再生できます。

最近のスマートフォンやWIFIルータの通信でも十分再生できますが、

人が密集している地域などでは少し再生が滞るかもしれませんね。

■4K画質(3840×2160 pixel)の動画の再生:1分あたり約1GB

4Kのデータは、下り133Mbpsくらいで安定して再生できます。

これはストリーミング再生となると、WIFIやスマホの無線通信ではなかなか難しいです。VR映像なんかもこの4K相当のデータ量のことが多いですね。

有線での安定した通信を使うか、ストリーミングではなく、ダウンロードしてからの再生推奨です。

■アプリ・OSのアップデート(10MB~数GB)

アプリのアップデートファイルはアプリによってデータサイズにかなり振り幅があります。

10MB~1GB以上のものなどさまざまです。

入っているアプリをまとめてアップデートすると2~3GB相当になることも多いです。

 

OSのアップデートは、例えばiOS10⇒11メジャーアップデートとなると1~2GB のファイルのダウンロードが必要となるケースが多いです。

おまけ:通信制限時の速度「128kbps」について

通信制限にかかってしまうと通信速度は最大「128kbps」になってしまいます。

この「128kbps」ですが、これはなかなか絶望的な速度です。

iPhoneの写真3MBで例えると、1枚の写真のダウンロードに187秒かかる計算になります。

4Kの動画を1分だけダウンロードしようとしても1週間以上かかってしまいます。

ところがこの「128kbps」も1997年頃のインターネットでは最速の部類でした。

光回線なら今や1Gbpsは当たり前ですから、約20年で1万倍の速度になったということです。時代の進化はすごいですね。

今後の通信速度はGbpsが当たり前になるかも

通信速度も年々向上しており、Gbps(ギガビーピーエス/1,000Mbps≒1Gbps)という単位もよく聞くようになりました。Mbpsの1000倍の単位ですね。
今後各キャリアからのサービス展開が期待される「5G」では最高20Gbpsが実現されると言われています。

現在の4Gの数十~数百倍の速度になり、今のコンテンツなら長くても数秒でダウンロードが完了するので通信が遅くてイライラ( ^ω^)・・・ということもなくなるでしょう。

VRのライブストリーミングも可能になるレベルなので、スポーツ観戦の形など大きく変わるかもしれません。これまで扱えなかった大容量のデータコンテンツも登場し、私たちを取り巻く環境にも変化が訪れるかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
通信速度について理解しておくと、自身の通信環境について理解することができるのでぜひこの知識を生かしていただければと思います。

ププルでは、データ通信量の節約に必ず役立つ情報をまとめていますので、ぜひそちらもご覧ください!

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https://www.pupuru.com/blog/application/post-1493

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