皆さん、こんにちは。
携帯電話&WiFiレンタルのププルです(*^_^*)
半年前くらいに格安SIMについての記事を挙げました。「格安SIMってよく耳にするけど、どんなものなのかよくわからない。」という方はかなりいらっしゃいます。そんな疑問を解決してくれるような内容の記事でした。
引き続き今回の記事では、「SIMロック解除」についてご説明していきます。
格安SIMについての記事はこちらに掲載中ですので、合わせてご覧ください。
https://pupuru-blog.com/sim/post-1608
https://pupuru-blog.com/sim/post-1835
目次
SIMロック解除とは
日本では、docomoの端末にはdocomoのSIM、auにはau、softbankにはsoftbankと、各キャリアが他のキャリアのSIMカードを使えないように、端末に利用制限をかけています。この制限をかけることを「SIMロック」といいます。
この利用制限を解除し、どの通信会社のSIMでも対応していれば使えるようにすることを「SIMロック解除」といいます。言い換えれば、SIMロック解除をすることで、端末はそのままのキャリア製のもので乗り換えが自由に可能になるということです!
元々はそれを防いで長い間契約をしてほしいという感じで各キャリアはこんなSIMロックをかけて販売していたわけですが、問題ということで法務省により、「各キャリアは、SIMロック解除に応じることが義務化」がされました。
この義務化がされたのが2015年の5月でした。ちなみにSIMロックが問題視されるようになり、総務省が「SIMロック解除に関するガイドライン」を策定していたのはなんと2010年。既に「SIMロック解除」というワードはおよそ8年も前からあったんですね(笑)
また、最初からSIMロックのない状態のことを「SIMフリー」といわれており、海外ではこの状態で端末が販売されていることが一般的です。アップルストアで販売されているiPhoneは、SIMフリーモデルです。
SIMロック解除のメリット
SIMロックを解除することに、以下のようなメリットがあります。ただ先ほどSIMロック解除の説明でも書きましたが、どの通信会社のSIMでも対応していれば使えるようになります。逆にいえば、SIMによって通信方式が異なるなどの問題によって対応しないこともありますので前もって確認をしておくことをオススメします。
また、SIMカードには大きい順に「通常SIM」「microSIM」「nanoSIM」と3種類の大きさが分けられており、本体にサイズが合っていないと入れることができませんので、こちらも合わせて確認してください。(小さなサイズのものを大きなサイズにする変換アダプターもあります。)
MVNOの格安SIMが利用しやすくなる
キャリアの乗り換えができることはもちろんのこと、それだけではなくMVNO(仮想移動体通信事業者)の格安SIMへの乗り換えもしやすくなります。格安SIMに乗り換えることで、例えばこれまで8,000円程度かかっていた毎月の通信費用が、2,000〜3,000円の間くらいの金額になります。
ここでは格安SIMについての説明は省略しますので、冒頭でもご案内しましたが格安SIMについてや、料金が安くなることも含めた格安SIMの特徴などを知りたい方は以下の記事をご覧になってください。
https://pupuru-blog.com/sim/post-1608
https://pupuru-blog.com/sim/post-1835
MVNOの格安SIMは基本的にdocomoの回線を利用しているので、docomoのスマホはSIMロック解除をする必要はありません。ソフトバンクのスマホはSIMロック解除をすることでdocomoの格安SIMを利用できますが、auは先ほど上で記載したように、docomo回線とは通信方式が異なるためdocomo回線の格安SIMは対応していませんが、もちろんmineoやUQ mobileなど、au回線を利用したMVNOもあります。以下がau回線に対応しているMVNOです。
海外で現地のSIMカードが使える
海外旅行や海外出張の際、旅行者向けのプリペイドSIMや短期契約のSIMを購入やレンタルをして差し込んで使用できる、つまり海外の現地の携帯電話会社のSIMカードが使えるようになります。もちろん海外用のSIMじゃなくても、ローミングすることでそのまま使えますが、通話もデータ通信料金が高額になる可能性があります。
ローミングではなく現地のSIMで通信をすることで現地価格で1日数百円で通話やデータ通信ができるようになります。いまは、日本で海外用のWi-Fiルーターをレンタルして海外に行く形が多くみられますが、SIMロック解除のおかげで海外旅行や出張の時に現地で新たに端末を借りる必要がなくなりますね!
SIMロック解除の手続きについて
SIMロックの解除をするには2通りの方法があります。しかしSIMロック解除にはいくつか注意点がありまして、キャリアごとにSIMロック解除の条件が多少異なり、条件をクリアしていないとSIMロック解除はできませんので事前の確認を行ってください。
また、iPhoneのSIMロック解除の対象端末は、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xになりますのでよく確認しておきましょう。
SIMロックを解除する前に、念のためにですがバックアップを取ってから解除をおこないましょう。(データが失われることは基本的にはありません)
方法①:店頭に来店して申し込む
各キャリアの店頭で解約手続きを申し込むことができます。店が混んでいる場合がありますが、処理にはそんなに時間が掛かりませんので自分の順番が回ってくればすぐに終わります。全国に店舗がありますし最近は整理券もあるので待ち時間を家や別の場所で時間をつぶせますね。ただ、店頭受付の場合は手数料として3000円(税抜)かかります。
方法②:インターネット受付から自分で手続きをする
キャリアのウェブページのインターネット受付から自分で手続きすることができます。インターネット受付の場合は費用はかかりません。複雑そうなイメージを持っている方が多いと思いますが、手続き案内に従って行う形ですのである程度は問題なく行うことができます。
SIMロック解除に関しましては改訂などが多く手続きの方法や条件が変わりやすいので、各キャリアのSIMロック解除手続きの方法を下記のリンクに記載しますのでそちらからご確認ください。
初めてですと難しいと感じる方もいらっしゃると思いますので、難しいと感じた方はムリをせずに店頭へ来店して手続きを行う方法をオススメします。店頭ですと手数料がかかってしまいますが、店員さんが最後まで設定を行ってくれるので安心で確実です。
まとめ
以上、簡単にSIMロック解除について説明してきましたが、SIMロックの解除は通信回線の解約とは異なりますので、2年縛りや解約について考える必要はありません。SIMロックを解除をしても、そのままキャリアの契約を継続して利用できます。もちろん、キャリアメールや保証、修理もそれまで通りに適用されます。
特にデメリットもないので、とりあえずSIMロック解除をしておいて今まで通り利用し、別のキャリアや格安SIMへ乗換えたい時や、急な海外出張や旅行に備えておく形がいいでしょう。解約後に売却やプレゼントなど端末を手放す際でも、SIMロック解除がされてた方が便利に使っていただけるのではないでしょうか。
端末購入日から180日の経過が必要だったものが100日に短縮されているほか、端末料金を支払い次第SIMロックが解除可能となったりと、どんどんSIMロック解除が一般的かつ規制も緩くなっています。
また格安SIMがどんどん流行ってきているので通信業界での価格競争やサービスの充実化が促進されることで、契約の規制が緩くなったり通信費が今よりもさらに安くなる可能性があったりと今後も期待が大きいですね!
SIM関連の記事も合わせてご覧ください。
https://pupuru-blog.com/sim/post-1608
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