皆さん、こんにちは。
携帯電話&WiFiレンタルのププルです(*^_^*)
先月はフィギュアスケートやカーリングなど平昌オリンピックで世間が賑わいましたね!(*^▽^*)
ご存知の方も多いかもしれませんが、平昌オリンピックが行われている中で
実は5Gの実証テストが五輪競技場にて行われていました!
そもそも5Gとは?
現在日本で主流になっているのは「4G」と呼ばれており、例を挙げますとスマホ1つでSNS、動画や音楽、マンガやショッピングなどを可能にしています。
あとガラケーを使ってた人は3Gという言葉も耳にしたことがある方がほとんどだと思います。
スマホ、ガラケーときてなんとなくわかった方も多いと思いますが、通信システムと携帯端末の両方を、大幅な通信速度向上を実現する節目とその仕組みを世代(Generation)と呼び、その頭文字を取って〇Gという表現をしています。つまり、現在主流な4Gは4世代目で、東京オリンピックがある2020年に実用化予定の5Gとは4Gの次世代の5世代目という意味になります。
ちなみに世代なので、1Gや2Gももちろんあります!ここでは省きますが、世代の歴史については別の記事で紹介するかもしれないです。
5Gはどのようになっていくのか
通信速度が大幅に向上
5Gになればもちろん通信速度が向上され、いわゆる「ギガビット対応」になります。
現在のLAN接続は100Mbps〜1Gbps程度ですが、5Gになったら10Gbps以上になり最大通信速度は20Gbps(ギガビット/秒)と言われています。
通信の遅延はほぼ0に
また、通信の遅延(レイテンシ)は1000分の1秒以下となり、ほぼ遅延はゼロになります。
遅延がなくなることにより、今ニュースでも取り上げられ始められている「自動運転」が可能になるといわれています!
4Gでは、車に積んだカメラが障害物を検知して自動ブレーキをする場合、4G回線ではまだまだ伝送遅延が大きく瞬時に動作させることができないのが現状です。
しかし5Gならば遅延速度は1ミリ秒以下を実現でき、こうした場合でもブレーキを踏む指示を瞬時に受けることが可能になります。
多数の端末との同時接続が可能に
5Gになれば、通信回線を利用するデータ量が急増すること言われており、IoT化が急速に進み、身のまわりのありとあらゆるモノがインターネットに接続できるようになると言われています。
たとえば現在はインターネット接続ができるものとして、家庭にある各種家電、apple watchやスマートウォッチなどのウェアラブルデバイス、ドローンなどがあります。ほかには、遠隔手術、農業用センサー、セキュリティカメラなど様々です。
以前ドローンの記事でも書きましたが、現状は多数同時接続とまではできておらず様々な電波で飛び交っており電波の干渉も多く、ドローンで例えると操縦不能になったりすることがあります。5Gになると1人1人が多くの電波で機器を接続しているものがまとまると、電波的にもスッキリしそうですね!
体験内容
今回の平昌オリンピック会場では5Gのテストネットワークが設置され、実際に5G対応のタブレットでサービスを体験することもできたようです(*^▽^*)
画像がぼやけてて申し訳ないですが、タブレット右上の電波のアイコンの隣が5Gと表示されており、5Gのテストネットワークにつながっていることがわかります。
5Gの環境では、実際に選手たちの動きをリアルタイムに追いかけたり、高画質なストリーミング映像をストレスなく見ることができます。さらに今回のデモでは、以下3つの特殊なサービスによる視聴もできました。
また、今回のデモでは3つの映像手法も体験できたようです。
タイムスライス
フィギュアとショートトラック競技が行われるリンクの壁面に100台のカメラを設置し、全カメラで撮影後、見たいシーンを多角的に自由なアングルから見ることできます。
オムニビュー
多数配置されたカメラを、ストリーミングで競技中、視聴者が見たい視点のリアルタイム映像と各種情報を見ることができます。もちろん視聴中に視点を自在に切り替えることも可能です。
シンクビュー
なんと選手視点での映像を見ることができます!
ボブスレーの正面にカメラを設置して、高速で迫力あるリアルタイムの映像で見ることができ、まるで選手になったような映像を見ることができます。
今回の平昌オリンピックで実験段階とはいえ、実際に人々が利用できるレベルまで5Gの実験レベルが進んでいることがわかりました!
来年以降、5Gサービスが開始され東京オリンピックの時には5G回線が当たり前のように機能しているビジョンが見えてきましたね!
通信機器の同時接続や、自動運転など5Gが普及すれば人々の暮らしを一変させることでしょう(*^▽^*)
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