携帯電話故障時に役立つトラブルシューティング

スマートフォン

携帯電話が故障すると、日常的に使うコミュニケーション手段が途絶えてしまい、非常に不便な生活を強いられます。

携帯電話はもはや私たちの生活に欠かせないツールとなっていますので、故障時にはすぐに対処したいものです。

この記事では、携帯電話が故障した際に試すことができるトラブルシューティング方法をご紹介します。

故障かな?と思ったときのトラブルシューティング

携帯電話が故障したと思ったときにも、実は重大な故障ではないことがよくあります。

故障かな?と思ったときは、症状別にトラブルシューティングを進めていきましょう。

電源が入らないとき

携帯電話の電源が入らない原因として、バッテリー切れやバッテリーの不具合によることがよくあります。

水没させたり、激しい衝撃を与えたりした場合には電気系統が壊れてしまっているリスクがあるでしょう。

しかし、通常の使い方をしている限りは、突然電源が入らなくなることはバッテリー切れ以外ではあまりありません。

充電したつもりが接続不良や、ケーブルの断線によって充電できなかった場合もあります。

充電中に携帯電話が反応していなかったら、ケーブルや電源タップなどの不具合がないかチェックしましょう。

フリーズした/画面が真っ黒になった

携帯電話の画面が応答しなくなったり、真っ黒になって何もできなくなったりするときがあります。

こうなると何もできないと思われるかもしれませんが、強制的に再起動すれば解決できる可能性があるので試してみましょう。

再起動の方法は、iPhoneとAndroidでは対処法が異なります。

iPhoneでは音量を上げるボタンを押し、次に音量を下げるボタンを押し、最後にサイドボタンを10秒程度押し続けると再起動可能です。

(iOS 16以降に対応していないiPhone 7モデル、iPhone 6sモデル、またはiPhone SE(第1世代)モデルは除く)

Androidは、単純に電源ボタンを長押しすれば再起動できます。

動作が重い

動作が重くなってきたときは携帯電話の故障を疑うときがありますが、データ量が圧迫しているだけのこともあるので一度再起動を試してみましょう。

余計なタスクが溜まってしまっている、ソフトウェアアップデートをしていないということが原因のこともあります。

再起動後にOSやハードウェアのアップデートを実行すると、改善されることがあるので試してみましょう。

再起動でも改善されない場合、以下のような方法も取ってみましょう。

  • 起動しているアプリの終了
  • 不要なアプリの削除
  • キャッシュの削除
  • 不要な写真や動画の削除

特定のアプリでトラブルが起こる

特定のアプリを使っているとフリーズしてしまう、このアプリが起動できないといったトラブルに見舞われているときには、アプリかOSが問題だと考えましょう。

再起動をすれば直ることもあるので、まずは本体を再起動してみましょう。

さらにアプリとOSをアップデートして最新にすれば解決する可能性があります。

アプリとOSの相性問題が起きている場合もあるので、アプリの対応OSを見て古いOSに戻すのもトラブル解決の方法になります。

バッテリーの調子が悪い

携帯電話のバッテリーの充電が遅い、バッテリーが切れやすいというときには、バッテリーか充電機器に問題があると考えられます。

バッテリーを3年以上使用しているなら寿命が近づいています。年々充電できる量が限られてしまっているのでバッテリーの交換が必要です。

しかし、まだ新しいのに充電がうまくいかないときもあります。

この場合は、電源アダプターを使ってコンセントから直接、新しいケーブルで充電してみましょう。

充電元やケーブルが原因で充電が遅くなっている可能性があるかどうかを確認できます。

それでも改善しないなら、バッテリーの不具合の可能性が高いと考えた方が良いでしょう。

画面に不具合がある

携帯電話の画面に線が入ったり、一部が欠けたりしているときにはディスプレイの不具合の可能性があります。

タッチパネルが動作しないといったときにも、ディスプレイが問題の可能性が高いでしょう。

液晶保護フィルムを貼った直後に起きた場合には、不適合によってトラブルが起こっている可能性があるので、一度剥がしてチェックしてみましょう。

画面の割れや接触不良は、衝撃が原因で起こることが多いので、心当たりがある場合には画面修理を依頼するのが無難です。

すぐに解決できないときは

携帯電話の故障の際に試したいトラブルシューティングについて紹介しました。

これで解決しないときには、携帯電話の故障診断アプリを利用する方法もあります。

電源が入って動作する状況なら、キャリア(Softbank以外)が提供している診断アプリを使用して不具合を探しましょう。

ドコモ|スマホ故障診断

iOS(App Store)

Android(Google Play)

au|使い方サポート

iOS(App Store)

Android(Google Play)

アプリを動かせる状況ではない場合には、携帯ショップや修理会社に相談するのがおすすめです。

まとめ

携帯電話が故障したと思ったときには、まずは症状ごとにトラブルシューティングをしてみましょう。

すぐにできることを試しても解決できなかったときには、診断アプリを使ったり、携帯ショップに相談するのが賢明な判断です。

携帯ショップや修理会社に依頼すると、携帯電話を預けなければならないのが悩みになりがちですが、最近では携帯電話のレンタルが最短即日でできるサービスもありますので、レンタルスマホを利用するのもよいでしょう。

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