皆さん、こんにちは。
携帯電話&WiFiレンタルのププルです(*^_^*)
手軽に入手できるようになり、一般家庭でも人気のVRヘッドセット。人気のVRコンテンツや大迫力の映像体験ができることでも人気を集めています。
今回は、このVRゴーグルを使って家でも手軽に美術鑑賞ができるVR美術鑑賞アプリ、また、近年世界の美術館で行われている所蔵作品のVRデジタル化についてもご紹介します。
VRでアート体験ができるアプリ
Googleの美術館体験「Google Arts & Culture VR」
「Google Arts & Culture VR」アプリを利用すると、ゴッホやレンブラントといった世界的なアーティストの名画をVRの世界で堪能することができ、作品の拡大縮小も可能です。世界的な巨匠が描いた筆のストロークまで拡大して楽しむこともでき、学芸員による作品の音声ガイドもつけられるので、まるで美術館を貸し切っているかのように、ゆったりとアート鑑賞ができます。
Googleが提供してい「Google Arts & Culture VR」では、アプリのダウンロードのほか、「Daydream View」というGoogleが提供しているヘッドセットとコントローラー、Daydream対応のスマートフォン(Google Pixelなど)が必要となります。
「Google Arts & Culture」では、世界中の文化遺産をオンラインで紹介するため、「Google Cultural Institute」と連携している1,000以上の美術館やアーカイブのコンテンツをオンライン上で公開しています。
ダリの世界観へダイブできる「Dreams of Dalí」
サルバドール・ダリの絵画の世界へと入りこみ、作品の中を旅するVR美術館エクスペリエンス「Dreams of Dalí」。 フロリダのザ・ダリ・ミュージアムで展示中の作品を、家庭のVRヘッドセットでも楽しめるように配信しているもので、ダリの絵画に描かれた風景の中に自分が入り込めるという、美術ファンやシュールレアリストには夢のような体験をVRで実現します。
「Dreams of Dalí」アプリは、『VIVEPORT』 または、『STEAM』から、OculusとVive向けに配信されています。価格は無料で、美しく幻想的なダリの世界を気軽にVR体験することができます。HTC Viveシリーズをお持ちの方には是非体験して欲しいコンテンツです。
大英博物館が所蔵する48点の貴重な美術品をVR鑑賞「Boulevard」
世界最大の博物館の一つであるイギリスの国立博物館「大英博物館」でもVRを活用したサービスに取り組んでいます。 VRコンテンツを開発するBoulevard社と協力し、Oculus Touch向けアプリ「Boulevard」内にて、「Two Million Years of History And Humanity」というコンテンツを公開しました。
人類が誕生した時から古代エジプトやルネサンス、現代に至るまでの古今東西の美術品を収蔵する大英博物館。その作品群の中から48点の貴重な美術品を、手にとって細かく鑑賞する事が可能。実際に博物館を訪れることはできなくても、全く新しい方法で博物館を体験することができる「Boulevard」はOculusストアで無料でダウンロードできます。
貴重な美術館の収蔵作品をVR鑑賞
大日本印刷が開発した美術作品を鑑賞&購入「DNP Virtual Gallery」
大日本印刷(DNP)が、ヘッドセットを装着し、VRの空間に作られた仮想の美術館で彫刻などの立体作品や絵画などを手に取っているかのように鑑賞できるシステム「DNPバーチャルギャラリー(DNP Virtual Gallery)」を開発しました。このシステムでは、動画や360度鑑賞できるパノラマVRに加えて、複製を購入できる機能も搭載されています。
近年、芸術作品や文化財のデジタルアーカイブ化が進み、美術館や博物館ではそのデータを活用して多くの人に美術・芸術鑑賞の機会を提供していく機運が強まっていることを背景に、DNPは同システムを開発。購入可能な複製品は、作品に限りなく近い色調やタッチを忠実に再現し、DNP高精彩出力技術プリモアートで製作されます。
東京国立博物館の所蔵品をVR鑑賞「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」
東京上野にある「東京国立美術館」でもVRで文化財の鑑賞体験が可能です。美術館地下一階にある「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」では、様々な時代にトリップしているかのような映像体験を通じて、日本の文化財について詳しく体験・知ることができます。
文化財の姿をあざやかに映し出す超高精細4K映像に、迫力の大スクリーン、分かりやすいナビゲーターによるライブ上演で、まるでその時代を旅しているかのような感覚をあじわうことができます。
スミソニアン美術館の所蔵美術作品をVR鑑賞「Intel and the Smithsonian American Art Museum Power Education through Immersive Virtual Reality」
アメリカを代表する美術館であるスミソニアンアメリカ美術館では、VR空間内で美術作品を鑑賞できる新たなプロジェクトを開始しました。 世界中の人々に同美術館が所蔵する貴重な美術作品やその資料を発信することを目的とし、半導体メーカーのインテルの協力を得て実施しています。
スミソニアンアメリカ美術館では現在47,000点以上もの美術品が所蔵されていますが、その内の90パーセントが公開されずに収蔵庫に収められており、現在は6Kで撮影された膨大な写真を元にして、VR空間内に展示室を再構築し、VRゴーグルを通してその展示室にいる様な鑑賞を可能にしているそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、VRゴーグルを使って家でも手軽に美術鑑賞ができるVR美術鑑賞アプリや、そのサービスをご紹介しました。 実際に博物館や作品を訪れることができなくても、VR空間でアート体験を堪能することができるVR技術。
VR技術やデジタルグラフィックスの技術が目覚ましい進化を遂げていく中、世界中のあらゆる美術品を臨場感溢れるVRの世界を通して触れられるようになりました。また、近年ではVRを活用した新たな芸術作品を公開するVRアートという新たなジャンルやクリエイターも誕生し、今度益々の技術革新が楽しみなジャンルです。
ププルではこれからも楽しいVR関連情報をお届けしていきます。
<ププルのVRページはこちらから↓>
<VR関連のお問い合わせはこちら↓>
https://pupuru-blog.com/vr/post-4472
https://pupuru-blog.com/vr/oculus-quest-release
https://pupuru-blog.com/vr/post-1638
https://pupuru-blog.com/vr/vr-free-application
https://pupuru-blog.com/vr/summer2019
https://pupuru-blog.com/vr/vrspot2018
コメント