【解説】スマートフォンの解像度とリフレッシュレートについて

スマートフォン

こんにちは。ププルインターナショナルです!

月日が過ぎるのは早くこないだまで4月だったのに気づいたら5月に入り、ゴールデンウイークも終わってしまいました。。。

さて5月と言えばスマホを買い替える方も多いと思いますが、皆さんがスマホを買い替える時、何を重視して選んでいるでしょうか?

最近、私が注目しているのはXperiaの最新ハイエンドモデルとして販売している Xperia1 Ⅲ です。

最大の特徴は、世界初 4K120Hz HDR シネマワイドディスプレイを搭載していることになります。超ハイスペックなスマートフォンです。

と、、ここで「4K」・「120Hz HDR」などというワードが出てきてしまいましたが、聞いたことはあるけどいまいち意味分からない・・・ という方もいらっしゃるのではないでしょうか

今回はスマホの解像度リフレッシュレートについて深掘りしていきたいと思います。

4Kについて

皆さんも4Kという言葉はご存知だと思いますが、改めて説明させていただきます。

4Kとは画面の解像度を表していて、この数値が高いほど画面をきれいに移すことができます。

解像度とは画面がきれいに見えるかを画素数で表していて

4Kは水平方向に3840×垂直方向に2160画素で示しています。

テレビやスマホの画面をよく見てみると小さな点が見えると思いますが

画素数とはこの点の数のことです。

つまりこの点が多いほど画面を鮮明に見せることができ、解像度が高いと言えます。

地上波で使われているフルHD(FHD)は水平1920×垂直1080画素なので

単純に4KはフルHDの4倍綺麗に見ることができるということです。

フルHDは2Kと呼ばれたりもします。

これらのきれいさの違いは、特に画面をズームした時にわかりやすいです。

よくスマホで画像を保存した時に画質が荒いと感じることがあると思いますがこれは解像度の違いにあります。

保存したファイルには必ず解像度が書いてあるのでチェックしてみてください。

 

4KのKは1000画素ということなので4Kは4000画素あるということになり

この4000という数字は水平方向の数字のみを表しています。

解像度の例

スマホで見ることも多いYouTubeで選択できる解像度を参考に表を作ってみました。

このpというのは解像度の垂直方向の数値をとり簡略化して表したものです。

解像度 名称
2160p 3840×2160 4k(フルHD4個分)
1440p 2560×1440 QHD(HD4個分)
1080p 1920×1080 フルHD ブルーレイ デジタル最大
720p 1280×720 HD  デジタル
480p 854×480 アナログ
360p 640×360
240p 426×240

 

私達は現在、大体360P以下だと画質を荒いと感じるようになります。

解像度が上がるほど色を鮮明に映すことができるので映像がきれいに見え、低いほど映像が荒く見えます。

ちなみに4Kという言葉、海外ではUltra HDと呼ばれています。

さらに解像度には4Kの4倍となる8K(7680×4320)があり

これが解像度の終着地点と言われています。

 

各スマートフォンの解像度

 

ここではスマートフォンの最新機種を中心に端末の解像度を紹介していきたいと思います。

機種 解像度 名称
Xperia 1 Ⅲ      3840 x 1644 4K
Google Pixel 6 Pro    3120 x 1440 QHD+
Galaxy S22 Ultra    3088 x 1440 QHD+
iPhone 12,13 Pro Max       2778 x 1284   
AQUOS R6  2730 x 1260
iPhone 12,13/

iPhone 12,13 Pro   

2532 x 1170
Google Pixel 6,5a      2400 x 1080 FHD(フルHD)+
iPhone 12,13 mini /

Galaxy S22,S22+ /

Google Pixel 5 

2340 x 1080 FHD(フルHD)+

 

上記を見ると今のスマートフォンの解像度の主流は 2340 x 1080になり解像度はフルHD相当ということになります。

FHD+やQHD+の+は垂直方向のピクセルが基準値より少し多いことを表しています!

4Kスマホが普及しない理由

 

解像度が4Kのスマホは2015年から販売されてきましたが上記をみても4Kが搭載されている端末は多くないと思います。

というのもスマホの画面のはテレビと比べると必然的に小さくなります。

4Kは大画面でこそ、その能力が発揮されるのでスマホの液晶に搭載するメリットは少ないと考えられます。

他にも新たな通信システムである5GVRARなどと相性がよく、それらの開発が進む一方で4Kを映す画面と5Gに直接的な関係性があるわけではないことも理由の1つとして考えられます。

リフレッシュレートについて

リフレッシュレートという言葉はあまり聞かない言葉かもしれませんが、

スマホで動画やゲームをすることが多い昨今、注目されてきています。

リフレッシュレートとは画面に表示されている内容を更新する回数のことです。

単位はHz(ヘルツ)で表し、1秒間に何回の操作が行われたかを示しています。

例えばリフレッシュレート数値が60Hzの場合1秒間に60回、画面が更新されているということになります。

この数字が大きいほど画面更新される回数が多いので映像が滑らかに見え、映像のクオリティが高くなります。

パラパラ漫画をイメージしてみると分かりやすいです。

 

 

当然枚数が増えるにつれてぬるぬる動いてるように見えますよね!

 

各スマートフォンのリフレッシュレート

 

実際に各スマートフォンがどれくらいのリフレッシュレート値なのかをまとめてみました。

リフレッシュレート数値:60Hz

・iPhone 12シリーズ

・iPhone 13

・iPhone 13 mini

Google Pixel 5a

リフレッシュレート数値:90Hz

・Google Pixel 5

Google Pixel 6

リフレッシュレート数値:120Hz

・iPhone 13 Pro

・iPhone 13 Pro Max

・Galaxy S22

Galaxy S22+

・Galaxy S22 Ultra

Google Pixel 6 Pro

・Xperia 1 Ⅲ 

リフレッシュレート数値:240Hz

・AQUOS R6 

 

ここに紹介されているスマートフォンは、ほんの一部となりますが

意外にもiPhone12シリーズはすべてスタンダードである60Hzしかありませんでした 。

 iPhone13シリーズから120Hzが実装されているのはやはり高リフレッシュレートの需要が増えてきているからだと思われます。

普段スマホでWebを見る際は60Hz帯で充分だと思いますがスマホゲームをする時や、

最近ですと「メタバース」を使う際に必要となるVRゴーグルを利用する時は120Hz帯だと映像を滑らかに見ることができ、快適さが増すのでその真価を発揮することができます。

AQUOSはスマホでは最高リフレッシュレート、240Hz搭載のR6を発売しており表示コンテンツによって1~240Hzに自動で切り替えることが可能となっていて、後ほど説明する高リフレッシュレートのバッテリー持ちが悪いという弱点をカバーするスマホも発売しています。

次にリフレッシュレートのメリット、デメリットを説明したいと思います。

メリット

リフレッシュレートが高いほどスマホの画面が滑らかに動くため、

web閲覧時のスクロールやSNSを使う際に目が疲れにくくなります。

さらに最大の恩恵は上記でも説明した通り動画やゲームの動きが滑らかになることです。

スマホでゲームをする人も多いと思いますが映像が滑らかに動くのでfpsなどのオンラインゲームをする際もカクカクせず快適にゲームをすることができます。

普段からスマホでゲームをする機会が多い人にとって120Hz帯搭載機種は必須になってきています。

デメリット

リフレッシュレート値が高いと恩恵もありますがもちろんデメリットもあります。

まず電力消費が激しいことです。

60Hzより120Hzのほうが単純に2倍画面更新をしている回数が多いため電力消費が激しくスマホのバッテリー消費量が多くなってしまいます。

なのでバッテリー持ちを気にする方は要注意となります。

2つ目は高価になりやすいということです。

上記に挙げた120Hz帯のスマホだけを見てもリフレッシュレートが高いスマホはどうしても高額になりやすいです。

これはリフレッシュレートが高いから機種の値段も高くなるというよりは、ハイエンドモデルに高リフレッシュレートを搭載し、安いスマホとの差別化を図っている背景が考えられます。

 

 注意点

 

今まで説明した4Kと120Hz帯を使うには端末が対応していたとしても

利用するコンテンツが対応していないと使うことができずどちらかの低い処理に依存してしまいます。

端末と利用コンテンツの双方が4Kと120Hzに対応していることが必須条件となります。

そのほかにもディスプレイが液晶有機ELか、タッチサンプリングレート(画面のタッチに対する感度)などにより、スマホの画面のきれいさや快適さは変わってくるので合わせて検討してみるといいかもしれません。

 

そして高リフレッシュレート搭載のスマホはメタバースVRゴーグルの映像を滑らかに動かせるという点からこれからも注目されていくと思われます。

 

いかがでしょうか。

ププルでは上記で説明いたしましたXperiaを含む最新機種スマートフォンレンタルを法人様向けに行っています。

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